銅の玉子焼き器は、使い込むほどに独特の味わいが増す魅力的な調理道具。しかし、外側の銅部分がくすんでしまうと、せっかくの美しい輝きが失われがちです。今回は、誰でも簡単にできる磨き方を詳しくご紹介します!
用意するもの
- スコッチブライト 不織布タワシ:焦げつきをしっかり落とします。
- 耐水ペーパー(粗いものから細かいものまで):表面を滑らかに仕上げます。
- ピカール(金属磨き剤):鏡面仕上げに必要です。
- ツインクルコッパー:くすんだ銅の色を復活させます。
磨き方の手順
焦げつきを落とす
スコッチブライトの不織布タワシを使い、外側の焦げつきをしっかり擦り落とします。このステップだけでもかなり綺麗になりますが、細かな傷が残るため次のステップに進みます。
表面を滑らかに整える
耐水ペーパーを粗いもの(#800程度)から順に使用し、徐々に細かいもの(#1000以上)に切り替えながら表面を磨きます。このプロセスで、タワシで付いた傷を目立たなくし、滑らかな仕上がりを目指します。
鏡面仕上げ
最後にピカールを少量布に取り、外側を丁寧に磨きます。ゆっくり円を描くように磨くことで、銅独特の美しい輝きが復活します!
普段の手入れ
銅磨きで表面を綺麗に磨くとくすんだ色が蘇ります。すぐに色が復活するので見ていて気持ちが良いです。
注意点
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内側の錫部分には触れない
錫は柔らかい金属のため、過度に擦ると傷ついたり剥がれたりする可能性があります。基本的にはそのまま使い、必要に応じてプロのメンテナンスを依頼しましょう。 -
錫が劣化した場合の対応
万が一錫が劣化した場合は、再度錫引き加工をしてもらうことで長く使い続けることができます。
まとめ
磨いた後の銅の玉子焼き器は、まるで新品のような輝きを取り戻します。美しさだけでなく、手入れをすることで愛着も一層深まるはずです。定期的にお手入れをして、大切な調理道具を長く楽しみましょう!