
特徴紹介:家庭でも活躍する業務用ブレンダー
日々の料理の中で、
「もう少し滑らかに仕上がれば…」「少量だけ手軽に作れたら…」
と感じる場面は少なくありません。
そんな中で出会ったのが、マルチシェフ MC-125DMBLというブレンダーです。
1.2リットルのブレンダー容器に加え、
300mlと100ml、2種類のミル容器が付属しています。
特に100mlのスモールミルは、少量のソースやハーブオイルなどを作る際に非常に便利で、必要な分だけ効率よく仕上げることができます。
このブレンダーの特長のひとつが、温かい食材にも対応している点です。
80℃までの食材をそのまま撹拌できるため、スープ作りなどの工程が大幅に短縮されます。
調理後に冷ます手間がなく、そのままミキサーにかけられるのは、時間が限られる家庭のキッチンにとって大きなメリットです。
氷を砕くことも可能で、スムージーやシェイクなど冷たいドリンクにも対応しています。
ブレンダーの刃は6枚構造、ミルは4枚構造となっており、
撹拌性能は一般的な家庭用機種と比較しても非常に高いと感じました。
調理時間が短縮されるだけでなく、仕上がりの滑らかさにも明確な違いがあります。
回転スピードは3段階で調節が可能で、
果肉の食感を残したいときや、しっかり潰したいピューレ状の仕上げなど、
用途に応じて最適な設定が選べます。
また、オートパルス機能も非常に実用的です。
断続的な運転を自動で行ってくれるため、手動で何度も押す必要がなく、
仕上がりの均一さを保ちつつ、他の作業と並行して進めることができます。
このように、MC-125DMBLは、家庭でも使いやすいサイズ感でありながら、
業務用のような高性能と多機能性を兼ね備えています。
実際に使ってみました:仕上がりの違いに驚き
MC-125DMBLの性能を確かめるため、いくつかの食材を使って調理してみました。
家庭用の一般的なミキサーとも比較しながら、仕上がりや使い心地を検証しています。
バナナジュース(皮ごと)+アーモンド+レーズン
最初に作ったのは、皮ごとのバナナジュース。
そこにアーモンドとレーズンを加えて、撹拌性能をチェックしました。
一般的なミキサーでは、仕上がりに若干の粒感が残り、
飲むというよりは「食べるジュース」に近い印象でした。
一方、MC-125ではアーモンドの粒がほとんど残らず、
舌触りのなめらかな、まさにドリンクと呼べる仕上がりに。
短時間でここまで均一に撹拌できるのは、やはりパワーと刃の構造の違いによるものだと感じました。
ごぼうの冷製スープ(ビシソワーズ)
次に挑戦したのは、ごぼうとじゃがいもの冷製スープ。
炒めた玉ねぎ・じゃがいも・ごぼうを煮込み、まだ温かいうちに撹拌。
通常であれば冷ます必要がありますが、MC-125ならそのまま使用できます。
撹拌後のスープは非常になめらかで、
ごぼう特有の繊維質もほとんど感じられませんでした。
スープにありがちなざらつきがなく、ストレスのない口当たりでした。
ディルのハーブオイル(スモールミル使用)
100mlのスモールミルでは、ディルとオリーブオイルを使ってハーブオイルを作りました。
少量でもしっかりと撹拌され、鮮やかなグリーンのオイルに仕上がります。
葉の繊維感もほとんど残らず、ペーストのような滑らかさが得られました。
食パンのパン粉(300mlミル使用)
300mlのミルでは、食パンを使って生パン粉を作成。
ふわっとした粒感のあるパン粉に仕上がり、
粒の大きさも回転時間によって調整可能です。
「少量だけ生パン粉が欲しい」という場面にぴったりで、
保存性を考慮しながら、必要な分だけ手早く作れるのは大きな利点です。
このように、MC-125DMBLは、
スムージーやスープはもちろん、ミルを活用した調理まで幅広く対応できる性能を備えています。
まとめ:機能性と仕上がりの質、どちらも妥協しない一台
マルチシェフ MC-125DMBLは、業務用レベルの性能を備えながらも、
家庭でも使いやすいサイズ感と機能性を両立させたブレンダーです。
単にパワーが強いだけでなく、
温かい食材への対応・少量調理のしやすさ・自動パルス機能など、
実際の調理現場で「こうだったらいいのに」と思うポイントをしっかり押さえています。
仕上がりの滑らかさや使い勝手の良さは、
これまで一般的なミキサーを使っていた方ほど、違いを強く実感できるはずです。
キッチンに立つ時間が多い方にとって、
日々の調理をより快適に、そして楽しくしてくれる、信頼できる一台だと感じました。
※今回ご紹介した調理シーンや使用感は、
YouTube動画でも詳しく解説しています。
動作音や撹拌の様子を実際に見てみたい方は、ぜひこちらもご覧ください。