
秋の味覚といえば、やっぱり秋刀魚。脂がのった秋刀魚を炭火で丁寧に焼いてから、土鍋でごはんと一緒に炊き込むと香ばしさと旨みが広がります。今回は生姜と大葉を加え、さっぱりと食べられる「秋刀魚ごはん」をご紹介します。
材料(2〜3人分)
・秋刀魚 … 2尾(頭・内臓なし)
・米 … 2合
・水 … 300ml
・醤油 … 大さじ1
・酒 … 大さじ1
・生姜 … 1かけ(千切り)
・大葉 … 10枚(仕上げ用に刻む)
作り方
1.秋刀魚を下処理する
土鍋に入るように秋刀魚を半分に切る。今回は頭と内臓が処理済みのものを使用。軽く塩を振って10分ほど置き、水気を拭き取っておく。
2.炭火で焼く
表面にこんがりと焼き目がつくまで焼く。目的は臭み取りで、焼かずに炊くと臭みがご飯に移ってしまう。炭火で焼くことで香ばしさが増し、香りもまとわせることができる。
3.土鍋にセットする
研いだ米と水、醤油、酒、生姜の千切りを土鍋に入れ、焼いた秋刀魚をのせる。
4.炊く
強火で沸騰させたら弱火に落とし、土鍋のタイプに合わせて炊く(目安は10〜15分)。炊き上がったら火を止めて10分蒸らす。
5.仕上げ
秋刀魚の骨を取り除き、身をほぐしながら全体を混ぜる。刻んだ大葉を散らして完成。
おにぎり型でふんわり秋刀魚ごはんおにぎり
秋刀魚ごはんはそのままでも絶品ですが、おにぎりにすればお弁当や軽食にもぴったり。今回は 雅漆工芸の国産桧製おにぎり型(押し蓋なしタイプ) を使用しました。
型を使うことで手で握るよりも均一に仕上がり、ふんわり食感が楽しめます。見た目もそろってきれいなおにぎりが簡単に作れるのが嬉しいポイントです。
おにぎり型の使い方
1.型にごはんがつかないよう、あらかじめ水で軽く濡らしておく。
2.まな板の上に型を置き、ごはんを穴に詰める。このときは思っているよりしっかり詰めるのがコツ。そうしないと崩れやすくなります。
3.型をひっくり返してまな板に軽くトントンと当てれば、おにぎりがきれいに外れます。
今回は 3個穴タイプ を使用しましたが、5個穴タイプ もあり、一度に複数作れるので時短にもなります。まとめて作れば食卓やお弁当がぐっと華やかになります。
まとめ
旬の秋刀魚を炭火で香ばしく焼き、土鍋で炊き上げた秋刀魚ごはんは、まさに秋を代表する贅沢な一品。生姜や大葉の風味が加わることで、さっぱりとしながらも旨みがしっかりと感じられる味わいになります。
さらに、おにぎり型を使えば見た目もきれいに整い、ふんわり食感のおにぎりに仕上げることができます。食卓に並べても、お弁当にしても楽しめるのが魅力です。
秋の味覚を手軽に堪能できる「秋刀魚ごはん」と「秋刀魚おにぎり」。ぜひ今年の秋に試してみてください。